妊娠中の痔の治し方を知りたいなあ。

このような妊婦さんの悩みを解決します。
この記事では、主に以下の内容についてお話します。
以下の内容についてお話します
- 妊婦さんが痔になりやすい原因
- 妊婦さんの痔の治し方

この記事でご紹介する「5つの治し方」を実践したところ、1週間もたたないうちに痛みはなくなり、2週間足らずで完治しました。
あなたもさっそく実践して、つらい痔とサヨナラしましょうね!
まず 痔の種類を知ろう
まずは痔について理解しましょう。
痔には、「いぼ痔」「切れ痔」「痔ろう」の3種類あります。順番に説明していきますね。
痔の種類についてある程度分かっている方は飛ばしていただいても構いませんよ。
いぼ痔
いぼ痔とは、肛門周辺の組織が腫れて「いぼ」のようになってしまうタイプの痔のこと。
排便時のいきみや長時間の立ち仕事・座り仕事などにより、肛門の粘膜下にある血管に血がたまることによって起こります。
症状としては、排便時の出血や残便感など。
なお、肛門の内側にできたいぼ痔はほぼ痛みませんが、外側にできたいぼ痔は痛みがあります。
切れ痔
切れ痔とは、肛門の皮膚が切れてしまうタイプの痔のことです。
硬すぎる便が出たり、下痢が勢いよく出たりする際に、肛門が強い刺激を受けて傷ついてしまうことによって起こります。
症状としては、痛みと出血があります。切れ痔は治りにくいのが特徴です。
痔ろう
痔ろうとは、肛門周辺に膿がたまるタイプの痔のことです。
慢性的な下痢などによって、肛門周辺の組織が細菌感染することによって起こります。
症状としては、痛みや発熱などがあります。
妊婦さんが痔になりやすい理由4つ
妊娠をきっかけに痔ができてしまう妊婦さんは、案外多いです。
特に妊娠中は、「いぼ痔」と「切れ痔」になりやすくなります。
妊婦さんが痔になる理由
- 便秘
- 子宮の増大
- 血液を固まらせる物質の増加
- 血液量の増加

便秘
妊娠中は、ホルモンバランスの影響から便秘になりやすいのですが、この便秘が痔を引き起こす大きな原因となります。
便秘によって腸に多量の便がたまると、その便が肛門周辺の血管を圧迫し、血がたまりやすくなるからです。これがいぼ痔につながります。
また、便秘によって便が硬くなると排便時に肛門が傷つきやすくなるため、切れ痔にもつながります。
子宮の増大
妊娠中に子宮がどんどん大きくなっていくことによって、いぼ痔になりやすくなります。
大きくなった子宮が周囲の血管を圧迫することにより、肛門の血管にも血がたまりやすくなるからです。
特に妊娠後期や臨月は、子宮の増大と共に胎児も下降してくるため、肛門周辺の血管はより強く圧迫され、血がたまりやすい状態になります。

血液を固まらせる物質の増加
分娩時の出血を止めやすくするよう、妊娠中は血液を固まらせる物質が増加するのですが、これによっていぼ痔ができやすくなります。
血管内で血栓ができやすくなるために、肛門周囲も腫れやすくなってしまうのです。
血液量の増加
妊娠中は血液量が増えるのですが、これによっていぼ痔ができやすくなります。
血液量が増えると、血管がふくれあがりやすくなるからです。必然的に肛門周辺も腫れやすい状態になります。
妊婦さんの痔の治し方5つ
結論としては、以下のことを実現できれば妊婦さんの痔は改善されます。
ココがポイント
- 肛門周辺の血流を良くして、血がたまるのを防ぐ
- 肛門を極力刺激しないようにする
そして上記を実現するための具体的な方法が、以下の5つです。
以下は痔の再発予防としても効果的です。
さっそく実践していきましょう。
1.便秘を解消する
もしあなたが便秘であるなら、何よりもまずその便秘を解消しましょう。
便秘が解消されれば、肛門周辺の血流はぐっと良くなります。また、便が適度な柔らかさになれば、排便時に肛門を刺激することも無くなります。
特に切れ痔に関しては、便秘(=便が硬い状態)が解消されるだけで、症状が一気に緩和する可能性が高いです。
2.長時間いきまない
排便の際、長時間いきまないようにしましょう。なかなか出ないようなら、すぐに諦めてください。
長時間いきむと肛門周辺に血がたまり、いぼ痔が悪化する可能性があるからです。
また切れ痔の場合でも、裂け目が広がってしまう可能性があります。
そもそも便意があまり無い時は、いくらいきんでも便を出すことは難しいです。逆に便意がしっかりあれば、そこまで強くいきむことなく排便ができます。
よって、便意があまりない時に排便しようとするのは止めて、しっかりした便意が来たときに排便しましょう。
3.肛門に刺激を与えない
日常生活の中で、以下のような「肛門に刺激を与える行動」をとらないよう心掛けましょう。
- 肛門をトイレットペーパーでゴシゴシ擦る
- 頻繁に下痢をする
- お酒や香辛料などを摂る
- 頻繁にしゃがむ
上記の行動を避けるだけでも肛門は傷つきにくくなり、痔のスムーズな治りと再発予防につながります。
また、細菌感染などによる痔の悪化も防ぐことができます。
4.入浴する
痔を治したい時は、日々入浴をしましょう。
入浴することで肛門周辺の血流が良くなるからです。
また、体を温めれば腸の働きが良くなるため、便秘や下痢なども改善され、肛門に刺激を与えるリスクも減らすことができます。
5.こまめに体を動かす
長時間同じ姿勢をとり続けるのはやめて、こまめに体を動かしましょう。
肛門周辺の血流を滞らせないようにするためです。
痔を治したいのであれば、「ずっと立ちっぱなし」や「ずっと座りっぱなし」は禁物です。
頻繁にストレッチをしたり、時には軽い運動もとり入れたりして、常に血流を良くしておくよう心がけてください。
【PR】それでも痔がつらいなら円座クッションを使ってみよう
上記の5つの方法を行っても痔が一向に改善されない場合は痔を軽減する円座クッションを試してみるのも1つの手段です。

円座クッションの選び方
円座クッションのランキングを見る前にまずは円座クッションの正しい選び方を見てみましょう。
中央に穴が開いているものを選ぶことが最重要
いぼ痔・切れ痔・痔ろう。どんなタイプの痔になってしまったとしても、座ったときに患部がクッションや床に触れないクッションを選ぶということが最も重要なポイントです。ドーナツ型になっているものやU字型など、中央部分に穴が開いているものを選びましょう。
高反発・高弾力だと刺激を最小限に抑えられる!
座り心地をよくするために、お尻に合わせて変形するような柔らかなクッションを選ぼうとしていませんか?実はその選択は間違い!なぜなら、クッションが沈み込む際にお尻の肉も一緒に動いてしまい、お尻が引っ張られることで間接的に患部への刺激が生まれてしまうんです。
お尻を極力動かさないためにも、高反発・高弾力のクッションを選びましょう。高反発ウレタンや、空気によって硬さや厚さを自由に調節できる商品選ぶのがベストです。
体型や使用シーンに合ったサイズを選ぼう
お尻の大きさは人それぞれ。クッションのサイズも商品によって違いますので、体型やクッションを使用する場所に合ったサイズを選びましょう。出来れば座ったときに患部がクッションに触れないようにするため、中央の穴のサイズもチェックしておくと安心です。
また、厚みがあるクッションを使用するといつもよりも座高が高くなりますので、その点も考えながら選んでくださいね。
カバーがあると汚れても安心
万が一汚してしまったときのことを考えて、カバー付きのクッションを選ぶのがベスト。汚いままでは見た目も悪く、なにより衛生的ではありません。中には別売りで専用のカバーが販売されている商品もありますので、定期的にカバーを洗い清潔なクッションでお尻を刺激から守ってあげましょう。
円座クッションおすすめランキング3選!

人気の痔用クッションをランキング形式でご紹介します。柔らかい物や高反発の物、U字型や円形などいろいろな種類があるので、自分に合ったクッションを探す参考にしてくださいね。
なおランキングは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど各ECサイトの売れ筋ランキング(2020年8月時点)をもとにして順位付けしています。
また掲載商品は、上記の選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている効果・効能をご確認ください。
1位:病院のU字クッション
Netforce/病院のU字クッション アイボリー/MUC-7-FW-IV
U字型で体圧を分散!丈夫な作りで長く使える
体圧を分散させるU字型のクッション。硬めの材質で反発力が強く、高さがあって気になる部位をしっかり浮かすことができます。ECサイトのレビューでは「へたらない・長く使える」という声もいくつか見られ、反発力が長持ちすることが伺えますね。
表面はビニールなので、ふき取るだけで汚れを落とすことができ、清潔に保つことができます。また、8色の中から好きな色を選べるのも嬉しいポイント。
クッションとしては少し値が張りますが、一度買えば長く使用できるでしょう。
2位:円座クッション改良第六代
人間工学に基づいた設計で正しい姿勢をキープ
人間工学に基づいて設計されたデザインで、自然に正しい姿勢をキープ。前側は太ももにフィットするアーチ型設計になっているうえ、男性・女性それぞれに合わせたデザインを選べます。
低反発ウレタン使用で感触はふわふわ。圧力を分散してくれるので、長時間座っていても疲れにくくデスクワークにもおすすめです。今まで円座クッションで腰や背中が痛くなっていた方は、ぜひ試してみてくださいね。
3位:低反発クッション
前傾姿勢でお尻にかかる負担を軽減!メッシュ生地カバーは洗濯OK
お尻に痛みを感じていると、ついつい不自然な体勢になってしまいますよね。この座布団なら座ると自然に正しい姿勢になるので、腰や背骨への負担を軽減することが期待できます。ほどよいアーチで太ももやお尻に優しくフィットし、患部にかかる圧力を吸収・分散。安定感のある座り心地で、疲れにくいのが嬉しいですね。
カバーはメッシュ素材で蒸れにくく、外して洗うこともできるので、汗をかく季節でも快適に使用できます。円座クッションに座ると腰が痛くなる、クッションの蒸れが不快という方におすすめの商品です。